(世界史)「18世紀」①イギリスとフランスの戦争。

2022年7月19日世界史

18世紀ヨーロッパは戦争の連続である。勝ったのはイギリスで、全世界に植民地を広げていく。
 18世紀はイギリスとフランスの戦いでもある。イギリスとフランスの植民地戦争はイギリスが勝利し、インド、北アメリカを植民地化していく。イギリスはインドを植民地化するなかで、インドの綿織物技術の模倣と技術革新に成功し、本国の綿織物工業の機械化と大量生産に成功した。機械化は蒸気機関の改良から動力革命へとつながり、機械工業、製鉄業、石炭業を飛躍的に発展させた。そしてその生産量の増大は道路の整備・運河、鉄道の発達を刺激し、産業革命となっていったのである。
●イギリスは産業革命を行って大英帝国にのし上がっていく。負けたフランスは、財政難から革命が起き絶対王政は崩壊した。一方でアメリカ合衆国は、イギリスに対する独立戦争に勝利し、独立した。
●ヨーロッパは、市民革命と産業革命(二重革命)が進展して、本格的な資本主義体制が生み出された。それによって、ヨーロッパは他の世界を圧倒する時代を迎えた。
ここでは、綿引弘「世界の歴史がわかる本」全三巻三笠書房2000年刊、綿引弘「一番大切なことがわかる(世界史の)本」三笠書房2008年刊、「クロニック世界全史」講談社1994年刊、「丸善エンサイクロペディア大百科」丸善1995年刊、「世界の歴史」中央公論社1961年刊、「世界歴史大系イギリス史」山川出版社1990年刊、「新版世界各国史・南アジア史」山川出版社2004年刊、などから要約・引用した。また吉川弘文館「世界史年表」も参考にした。
上の絵は18世紀に活躍したと思われる画家・牧野親信。日本の江戸時代前半は、武家・公家の文化、町人の文化など様々の階層が元禄文化として栄えた。

スペイン継承戦争(1702年-1713年)。オーストリア継承戦争(1740年-1748年)。

1702年、スペイン系ハプスブルク家が断絶し、継承戦争が起こる。1740年、神聖ローマ帝国カール6世死去すると、長女マリア・テレジアがハプスブルク家を相続した。相続に異義をとなえ戦争が起こる。

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7年戦争(1756年-1763年)(ヨーロッパ・インド・北アメリカなど植民地を含む世界大戦)

プロシアのフリードリヒ大王が、オーストリアの反プロイセン連合打破のためにザクセンに侵入、ほとんど全ヨーロッパを敵にまわす戦争を始めた。この戦争は植民地を含む世界大戦となった。イギリスは、ヨーロッパで孤立していたプロシアに資金提供をして、フランスをヨーロッパ大陸に釘付けにし、北アメリカ大陸とインドで植民地獲得に全力をそそいだ。イギリスは北アメリカで、連合するフランスとインディアンと戦争を行った。フレンチ・インディアン戦争(1755年-1763年)である。そしてイギリスはインドでも敵対するフランスを倒し、インド支配を確実にしていった。

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