(世界史)「11世紀~15世紀」イタリア諸都市からルネサンス始まる

2022年9月26日世界史

12世紀の日本は平治物語・平家物語の世界である。14世紀、イタリアにルネサンス運動が起こる。
ヨーロッパの古い中世宗教世界は、教皇や貴族の没落と共に、新たな時代をむかえる。財力をもった商工業者の台頭である。そしてルネサンスとよばれた「再生」「復活」の運動は、豊かな人間性と合理性を追求していくヒューマニズム(人文主義・人間主義)と言われた。そして自然についても、正しく認識し、自然の法則を発見し、利用していくという合理的な科学的思考が生まれていく。宗教ではなく近代合理主義の芽生えである。

簡易通史(11~12世紀頃の世界)
世紀別世界<要旨>
(世界的に温暖で安定した気候が続いた。)
●ヨーロッパでは、大開墾時代、中国では宋代の江南の開発が進展した。
●ヨーロッパ北部では、ノルマン民族の侵入。中国北部ではモンゴル族の遼、チベット族の西夏が南部への侵入。
●イスラム世界では、中央アジアのトルコ族(セルジュークトルコ)が台頭した。
*綿引弘「一番大切なことがわかる(世界史の)本」

●ここでは11~12世紀頃のヨーロッパを中心に、都市の発達・十字軍・教皇権・ロマネスク様式からゴシック様式・イコンなどについて述べる。

下

簡易通史(13世紀頃の世界)
世紀別世界<要旨>
(十字軍とモンゴル帝国の遠征)
大きな特徴は、ヨーロッパでは十字軍、ユーラシア大陸では、モンゴル帝国の大遠征が行われた。これにより文明圏の接触と交流がもたらされ、世界の一体化の先駆けとなった。
●ヨーロッパでは、数次の十字軍の失敗により、騎士階級と教皇権が衰退。王権と商工業者が台頭し、封建制度が揺らいできた。
●モンゴル帝国が史上空前の大帝国を築いた。ロシアのモスクワを含む南半分、中国、朝鮮、ミャンマー、イラン、イラク。
●北インドでは、イスラム政権のデリースルタン朝。
●インドネシアでは、マジャパヒト王国(モンゴル軍を撃退した)が成立。
*綿引弘「一番大切なことがわかる(世界史の)本」

●ここでは13世紀の十字軍・修道会・チンギス・ハーン・モンゴル帝国・蒙古襲来などについて述べる。

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簡易通史(14世紀頃の世界)
世紀別世界<要旨>
(この世紀は、温暖期から寒冷期に入り、飢饉や疾病が多発する不安定な時代。)
●ヨーロッパでは、イギリスとフランス間で100年戦争勃発。1338年~1453年
 (フランドル地方の争奪と王位継承が原因)
●1348年、ペスト大流行。数年間でヨーロッパの人口の1/3が病死した。
●戦争とペストの大流行、農村の荒廃と領主の圧迫に反乱がおき(フランスではジャックリーの乱<1358年>、イギリスではワットタイラーの乱<1381年>等)、領主の没落を決定し、封建制の崩壊がはじまった。
●ユーラシア、中国では、モンゴル帝国が解体し、その再興を図ったチムール帝国が、一時強勢を誇った。
●ロシアでは、モスクワ大公国が自立の動きを強めた。
*綿引弘「一番大切なことがわかる(世界史の)本」

●ここでは14世紀の英仏百年戦争・ペスト・チムール帝国・明・朝鮮(李朝)などについて述べる。

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簡易通史(15世紀頃の世界)
世紀別世界<要旨>
(明の誕生とチムール帝国の強大化)
●ヨーロッパでは百年戦争に代表されるように、多くの国で封建諸侯(貴族)間の争いが王位継承とも絡んで激しく展開され、封建諸侯の没落と王権の強化をもたらした。
●ポルトガル・スペイン王国はイベリア半島からイスラム勢力を追い、ともに大航海時代を推進しはじめた。
●ユーラシア大陸中央部では、モンゴル帝国の再興を目指すチムール帝国が強大な勢力を誇った。
●オスマン・トルコが、ビザンツ帝国(東ローマ帝国)を滅ぼす。1000年の歴史に幕が下りた。
●東アジアでは元を倒した明が周辺諸国を朝貢国として従え、南海貿易の確保のため鄭和(ていわ)に大艦隊を率いさせ、インド・アラビア半島・アフリカ東岸にまで軍を送った。
●15世紀の南シナ海・インド洋・アラビア海は、中国・インド・アラビア・マラッカ・琉球などの商人が行き交う自由な交易活動の場として繁栄した。しかし、これはヨーロッパ勢力の進出を前にした、しばしの平和だった。
*綿引弘「一番大切なことがわかる(世界史の)本」

●ここでは15世紀の大航海時代・ルネッサンス・メディチ家・東ローマ帝国滅亡などについて述べる。

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Posted by hhks